|
“若返るつもりが、化け物に生まれ変わってしまった!”なんてことも、あり得るという事を、ここで書いておきましょう。
プチ整形のところで書いたように目の上というのは、デザインによってあっというような結果を出してしまう事も実際にあります。一番多いのは、皮膚の切り過ぎで目がしまらなくなってしまったというような失敗で、これは時々色んな所で起こっている様です。ただ、同時に上手く行けば、魅力的な生き生きとした表情を目元にとりもどすことが出来るので、手術そのものはとても魅力的だと言わざるを得ません。
目の下のたるみ取りで一番多いのも、やはり皮膚の切り過ぎによる“あっかんべー”の目になってしまう事でしょう。これもなかなか厄介な失敗で、なかなか治すのに苦労しますし、時として治せない事も大いにあります。それと忘れていけないのが、フェースリフトの時の顔面神経損傷で、取り返しのつかない左右非対称な顏になってしまうこともあって大変です。ただ、色んな日本の美容外科をみていると、フェースリフトは、ベテランの医師に任せているクリニックが多いようで、目の手術に比べれば、実質的には、失敗例が少ないので、安全な手術になっている様です。
ここで、私が実際にニューヨークで見た凄い手術を紹介しておきましょう。患者さんは他院にてフェースリフトを受けた患者さんで、顔面神経の側頭枝という神経を誤って切断されてしまったのですが、これを受け持った先生の手術というのが反対側(健常な側)の神経を切ってしまったのです。
術後には驚くべき事に左右対象になり、患者さんは喜んでいましたが、医者としてどうも納得がいかず(日本の先生なら再建を考えるはず)、質問したら、“コロンブスの卵だよ”と笑われてしまいました。ただ、これに関しては、未だに納得がいっていないのですが、国民性の違いなんでしょうかね?それとも私が医者として未熟なせいなのでしょうか?
|