YAMAMOTO CLINIC 山本クリニック
HOME診療時間・場所診療科目料金表クリニック紹介美容外科話医療話設立コンセプトプロフィールリンク予約


手術に夏は大敵?
  (2003/06/09)

夏になると決まって患者さんから同じ質問を受けます。それは、“夏に手術を受けて膿まないでしょうか?”というもので、患者さんにすれば一番気になることかもしれません。この質問には、簡単に一言では答え難いので、具体的な例を入れながら解説して行こうかと思います。 このような質問が出るのは、夏休みやお盆休みを利用して手術を受けようとする方が多いからなのでしょうね。具体的な例といっても、全ての手術については書けませんので、いつものように症例が多いと思われるものについて書いて、それで理解していただくというように話を進めて行きます。

まず、なんと言っても圧倒的に多いのが目の手術でしょう。埋没法二重や切開法、しわ取りすべてに言えますが、まず季節的な影響は無いと言っても差し支えないと思います。目の周りは非常に感染に強いので、少々汗をかいたくらいでは膿むことは少ないのですが、膿んでしまう人は、季節に関係無いような気がします。いずれの手術においても“個人差”というのは必ず存在していて、広告にある回復日数もあくまで平均値(実際の日数より少なめに書いてあることが多い!)であることは頭に入れておいて下さい。次にフェースリフトや顔の脂肪吸引ですが、これらもあまり季節には関係ないような気がしますが、術後の包帯やガーゼが暑いので、もしかしたらこれらがストレスになるかもしれません。
また、顎や鼻のシリコンもあまり関係ないような印象があります。次に体の手術ですが、お腹の脂肪吸引は若干感染しやすいと思います。実は、これには裏があって、季節的に暑いので患者さんがこっそりシャワーを浴びたり、お風呂に勝手に入ってしまったりという事態が結構起こっている気がします。(たまにガーゼが、あまりに納得いかないくらい湿っているので、患者さんに良く聞くと謝られる事があります)こうしたことを除けば、実際にはどうなるのかは分りませんが、現実的にはガーゼや包帯などでぐるぐる巻きになってしまうので、暑くてあまりお勧め出来ないような気もします。豊胸の手術の方が、感染に関しては季節に関係ないと思います。というのは、豊胸手術の後はドレナージチューブ(体の中に溜まった血液なんかを外に出すための管)を入れることが少ないので、季節的な影響を受け難いのです。ただ、術後はしっかりと固定するので、かなり暑いことは覚悟して下さいね。以上が、夏によく来る患者さんの手術例なのですが、具体的に一つ一つ書くのは、書ききれないので、この辺で止めておきます。

全般的には、“季節はあまり関係ない”と言えると思います。いつもしつこい位に書いていますが、こうした事も含めて、担当医にはよく質問して下さい。先日いらした方が、“他院で、手術はしてもらったのだけど、術前によく聞けなかったので、教えて欲しい”と術前のデザインから始まって、術後の生活注意点まで一杯質問されたので、私の外来に定期的に来てもらって、術後の点検をしてあげる約束をしましたが、本来は担当医とよく話して、人間関係を構築してから手術を受けて欲しいものです。また、最近時々私の外来にいらっしゃる患者さんの中には“手術が上手く行っているかを診て欲しい”という方もいらっしゃいますが、美容外科というのはあくまで、“患者さんが気に入っているかどうか”なので、本人が気に入っていれば、“成功”だと私は思います。(もちろん、大きすぎたシリコンが入っているとか、腫れがひどいとかの医学的なトラブルは別問題ですが。)


山本クリニック 東京都杉並区永福3-55-1 佐藤ビル2F 
電話にて予約の上、御来院下さい。TEL:03-5355-1415 ご予約について
Copyright yamamoto cllinic All Rights Reserved