YAMAMOTO CLINIC 山本クリニック
HOME診療時間・場所診療科目料金表クリニック紹介美容外科話医療話設立コンセプトプロフィールリンク予約


胸部レントゲン写真に豊胸バックは写る?
  (2004/12/17)

時々、“レントゲン写真に豊胸バックは写ってしまいますか?”と質問されるので、これについて書こうかと思います。

おそらく、このような質問が出るのは、検診等でレントゲンを撮る機会があって、その際に“分からないのだったら、言いたくない”と思われるせいなんでしょうね。

まず、レントゲン写真がどのようなもので、どうして写るのかの原理を書いておこうかと思います。写真というのは、フィルムの上に光を落として焼き付けるものです。レントゲンに写真とついているように、これは写真なのですが、撮るために放射線を飛ばして、体の中を通過させ、通過した放射線がフィルム面に当たり、像が焼き付けられます。軟らかいものが良く放射線を通過させるので、黒く映り、骨のような硬い物は、なかなか通過させないので、白く写ります。ですから、お医者さんがよく胸のレントゲンの写真を見ていますが、形として写っているのは、主に“骨、心臓、大きな血管”です。このように、普通の写真がフイルムに飛び込んできた光を捉えるのに対して、放射線を捉える点が異なりますが、基本的には同じ原理で写真が写るのです。

写真用語に露出というのがありますが、これは、いうなれば“フィルムに飛び込んでくる光の量”です。光の量が多ければ、明るく写りますし、光の量が少なければ、暗く写ってしまいます。よく、スナップ写真で暗すぎて、顔が見えない写真を見たことがありませんか?これと同じ事がレントゲン写真でも起こります。つまり、条件によって見えるものが違うと考えていただくと、しっくりすると思います。

先ほど書いたように、レントゲンの性質上、固いものは写り、空気が入ったものや、柔らかいものは写りにくいので、豊胸のバックの様に、袋がシリコンで、中身が “放射線を通し易い”材質で出来ているも のは、袋の部分が写る可能性がありますが、中身は写り難いと言えます。ただ、袋自体も薄いシリコンで出来ていることが多いので、写らないことが多いと思います。

現実的な問題として、施設によってレントゲン器械が異なっているので、若干の出力差がありますし、条件設定も設定する人(放射線技師)によって異なることもあるので、“写ったり写らなかったりする”というのが、現実だと思います。

我々のような医者が検診でレントゲンを見れば、異常所見として再検査に回すことはありませんが、内科の先生の場合ですと、時として異常所見でひっかけることもあるので、検査の前に自己申告していただいた方がいいと思います。ただ、異常所見として再検査になった場合に、申告しても手遅れではないと思いますので、どうしても言うのが恥ずかしい場合は、申告せずに検査を受けられたらいかがでしょうか?(あくまでも、私の個人的な意見ですが。)





山本クリニック 東京都杉並区永福3-55-1 佐藤ビル2F 
電話にて予約の上、御来院下さい。TEL:03-5355-1415 ご予約について
Copyright yamamoto cllinic All Rights Reserved