YAMAMOTO CLINIC 山本クリニック
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足首の刺青切除(写真)
  (2006/10/20)
  最近、インターネットで、術後の経過を見せる医療機関が増えてきていて、中にはビデオで説明してある施設も登場し、“美容外科の嘘、虚像が減った”ような気がします。また、それに伴い患者さんも勉強されてから、私のところにいらっしゃる方も増えていて、良い傾向なのではないかと思っています。このような状況下で、患者さんから“足首の刺青は切るのが難しいのですか?”との質問を受けました。インターネットのどこかで勉強されたのではないかと思います。確かに、足首に限らず膝から下は切除が難しいと思います。これは他の部分と異なり皮膚が硬く、切除後引っ張っても十分に伸びないので、寄せるのが難しいからです。例によって、実際の写真をご覧に入れてご説明しようかと思います。今回、写真を提供していただいた方には、この場をお借りして深く感謝いたします。
   

以前に刺青切除の分割切除については書きましたので、今回は新しいことはないのですが、“体の場所によって経過が違う”ということを認識していただければ十分だと思います。まず、術前の写真をお見せいたします(写真1)。大きさは、スケールを一緒に写してあるので、参考にしてみて下さい。この方の場合、術前の診察時では皮膚の伸展具合から2回で切除可能と判断いたしました。しかし、実際に手術してみると、思いのほか切除できず、3回になってしまいました。


(写真1)クリックで画像拡大

 

1回目の切除後の写真をお見せいたします(写真2)が、この時点で2回での切除は無理と判断しました。2回目の切除後の状態をお見せいたします(写真3)。残念な事に、刺青が少し残ってしまいました。ここで、頑張って切り取ってしまおうとすると、傷口が開いてしまい、皮膚が腐ってしまうという状態になる可能性も出てきます。3回目で切除が完了した時の写真をお見せします(写真4)が、“傷は、案外大きい”のではないでしょうか?外来で刺青を切除するのに、傷が刺青の大きさだと誤解されている方にお会いしますが、このように刺青と比較して傷が長くなってしまうと認識して下さい。

今回足首の刺青を例に取りましたが、同様に手首、背中、胸の皮膚も伸び難いので、術前に担当医から説明をきちんと受けていただきたいと思います。また、時間的な制限(例えば結婚式があるので、それまでにとか、就職が決まったので早急に等)がある方は、間に合わないこともありますので、そのような点についても担当医とよく相談するようにして下さい。さらに、他院で治療を始めたのですが、金銭的に続かないのでというようなご相談の方にもよくお会いしますが、術前に総額(治療終了まで)の相談もきちんとしてから治療を受けるようにしていただきたいと思います。特に1回の治療費と総額を誤解されていて、上記のようなことになり、来院される方もいらっしゃいますので、“1回の治療費がいくらで、何回で終わる”“1回の治療費のみしか提示出来ないので、総額は分からない”“1回の治療費がいくらで、マックスでいくらまでしかかからず、それ以降は治療費が発生しない”等を納得していただいてからの治療を受けることをお勧めします。治療途中で医者を変えるのは、患者さんにも担当医にとっても良いことではないと思います。


(写真2)クリックで画像拡大


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