YAMAMOTO CLINIC 山本クリニック
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8.眼瞼下垂って何?
7.糖尿病って何?
6.陥入爪(巻き爪)の矯正治療(写真)
5.腹部レントゲン写真の役割
4.胸部レントゲン写真は何を診るの?
3.心電図は何を診るの?
2.聴診器で聞くのに下着は必要??
1.はじめに

胸部レントゲン写真は何を診るの?
(2005/05/06)

よくお医者さんに行って胸の音を聞かれた後に、“じゃあ、レントゲンでも撮りましょうか”と言われることがありますよね。

このときに何を思って撮る気になるのか、また何が分るのか、あと良く聞かれる“真ん中の白いのは何ですか?”という事について説明しておこうかと思います。

ここで一つ言い訳なのですが、医療話の方を放置していた訳でもなく、美容の患者さんに聞かれる事が増えたので、ホームページを利用して説明しようかと思っていたら、いつの間にか時間が過ぎていました。先日、内科でいらしていただいている患者さんから、“内科の話はいつ更新されるのですか?”と質問されてしまったので、そのような方にはこの場をお借りして謝っておこうかと思います。

クリックで画像拡大さて、前置きはさておいて、胸部レントゲンで診る目的は大きく分けて2つです。

1つは、肺の状態で、肺炎を起こしていないか、肺の血管には異常がないか、肺に癌や腫瘍が出来ていないのか等です。

もう1つは、心臓の状態で、先ほど書いた“真ん中の白いもの(心臓)”です。これは、心電図ほど情報が無いので、心臓の大きさが大きくなっていないのかをチェックし、心臓の負担(心不全等)を推測するのが、主目的です。

ただ、これだけではなく、肺に水が溜まって(胸水)いるかをチェックする事や、肺を摘出した術後に肺に行く血の量が多くなりすぎていないか等の情報を得る事もできます。これらの何を目的に胸部レントゲンを撮りたくなるのかは、診察している医師にしか分からないのですが、外来で普通に診察していて我々が一番気になるのが、“肺炎”“肺癌”“肺結核”です。患者さんがひどい咳をしていて、聴診上ラ音等が聞こえれば、明らかに肺炎を疑っているのですが、患者さんに“レントゲンは撮らなくていいのですか?”と聞かれる時には、“安心の為(何も起こっていないのを確認する)”に撮るのも大事なのかなと思っています。

また、肋骨(肋軟骨はレントゲンに写らない)が診れるので、一部の肋骨骨折の診断が出来ます。

以上のようなことを患者さんに外来で説明したところ、非常に喜ばれたので、今回は大まかにレントゲン写真を撮る理由について説明させていただきましたが、先日、患者さんと話していたら、他の先生の所に行ったら、やたらと写真を撮りたがって困るとおっしゃってましたが、その方は乳癌の手術後で、きっと肺転移を担当医が気にされていたのだと思います。医療現場で、我々も説明を心がけてはいるのですが、時として忙しさのあまりに説明不足になってしまっている気がしないでもありません。また、患者さんによっては医師が“お金儲け”のためにレントゲンを撮ると誤解される方もいるようですが、レントゲンに関しては、間違いなく“儲からない”と思います。一般の診察でも、疑問があれば、担当医に質問することが大事なのではないでしょうか?



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