YAMAMOTO CLINIC 山本クリニック
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8.眼瞼下垂って何?
7.糖尿病って何?
6.陥入爪(巻き爪)の矯正治療(写真)
5.腹部レントゲン写真の役割
4.胸部レントゲン写真は何を診るの?
3.心電図は何を診るの?
2.聴診器で聞くのに下着は必要??
1.はじめに

眼瞼下垂って何?
(2008/9/5)

最近マスコミで眼瞼下垂という言葉を耳にしますが、外来でもよく“どのような状態を言うのですか?”と質問されますので、今回は簡単にまとめてみようかと思います。
この話に写真を提供していただいた方には、この場をお借りして、深く感謝いたします。
 

まず、眼瞼下垂とは、まぶたのたるみが原因で生活に支障を来たす場合に付けられる病名で、まぶたを挙げる力が弱まってまぶたが開きにくくなる病気の事です。まぶたはミュラー筋という筋肉が縮んだり伸びたりして、開いたり閉じたりしています。この筋肉が緩んでしまうことによりまぶたの動きが悪くなってしまう場合や、皮膚が弛みすぎて皮膚が被さり視野が狭くなったり、まぶた自体が重くなってしまう場合に眼瞼下垂になってしまいます。今回の写真の方は、まぶたが重く垂れ下がって開き難い状態でした。術前術後の変化を見ると、目が軽くなっているのがお分かりいただけると思います(写真1、2)。


(写真1)クリックで画像拡大

(写真2)クリックで画像拡大

眼瞼下垂が、問題になるのは美容的な問題ではなく、頭痛、肩こり、背中のこり、視野が狭くなるという症状を引き起こしたり、めまい、眼精疲労、慢性疲労、便秘、冷え性、うつ病などの原因になる可能性があるからなのです。日常生活の中で、汗をかくと、まぶたを伝わって目に入ってしみる、横から来た自転車に気が付かずにぶつかってしまう、階段で上から降りてきた人がわからずにぶつかってしまう、テレビやコンピューターの画面を見ていると非常に疲れるといった経験も眼瞼下垂が原因のこともあるのです。また、若い方でも、“目を頻繁にこする”とミュラー筋が伸びてしまい眼瞼下垂になってしまうこともありますので、注意が必要です。
  

診断には数字的な基準がありませんし、症状にも個人差がありますので、形成外科や眼科の受診をお勧めいたします。
治療は、手術が中心ですが保険診療の適応になります。局所麻酔の手術で、日帰りが可能です。抜糸までの期間は、医療機関によって異なりますが、4日〜7日位です。手術は、季節に関わらず受けることが出来ます。また術後は、目の影響で顔の印象が変わることがありますので、医師とよく相談した上で受けるようにして下さい。

いずれにしても、頭痛や肩こりが眼瞼下垂によって引き起こされている場合は、劇的に改善しますので、形成外科医や眼科医の診察を受けられることをお勧めいたします。

 

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