YAMAMOTO CLINIC 山本クリニック
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お臍の手術  −他院修正−(画像)
  (2008/05/08)

お臍の手術は、何回か書きましたが、今回は他院にて手術を受けられて、お臍のくぼみがなくなってしまった方にお会いしたので、その修正手術についてご説明いたします。この方は、“私と同じような方がいたら、お役に立ちたい”とモニターの方ではないにもかかわらず、コラムへの掲載を快諾していただいたので、この場をお借りして深く感謝いたします。

今回は、医者として、この手術を執刀された方には非常に憤りを感じています。後ほど細かいことはご説明しますが、解剖と術式の理解が全く出来ていないために、このような結果になっていることを深く反省すべきだと思います。

まず、術前(写真1、2)と術後約1ヶ月後(写真3、4)の状態をお見せします。術前に比べると“お臍らしくなった”のがお分かりいただけると思います。それでは、この方の術式についてご説明します。まず、診断としては“臍ヘルニア”です。これは、腹壁が弱く中の腸が推し出てきているものです。したがって手術としては、1.腹膜を修復する2.腹壁を補強する3.臍を作るという3段階に分けて手術する必要があります。前医では、この診断がきちんとついていなかったと思われます。


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腹膜を開けた状態をお見せしますが、中に見えているのが腸です(写真5)。緩んだ腹膜をきつくした状態をお見せします(写真6)。次に筋肉の深さで腹壁を補強すると同時に、臍の底を作成します。ピンセットでつまんだ白いものを左右から寄せて縫合します(写真7)。ここまで来たら、後はいつもと同じようにお臍を作れば良いのですが、この方の場合、やせているのと皮膚の余りがあまりないので、深いお臍は作れませんでした。


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術後1ヶ月間は、圧迫をしていただきましたが、その後の圧迫は必要なさそうでした。患者さんは、“先生のところを最初から知っていれば”とおしゃっていましたが、本来は、出来る先生がやれば、このような状態にはなっていなかったと思いますので、担当医選びは慎重にしていただきたいと思います。






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