このように、
- 手術中の操作は深部に及びますが、皮膚をはがしたりしないので、皮下出血が起こる事が少ない
- 傷が表面から分からない
というのが、この手術の利点だというのがお分かりいただけると思います。
しかし、
- この手術は時として視野が悪いので、出血させると止血が難しく、皮膚側から切開を加える可能性がゼロではないということ
- 出血させると広範囲の“皮下出血(青たん)”が出来てしまうこと
- 術後結膜の傷から少量の出血を起こし、“血の涙の出る可能性がある”ということ
- 結膜の傷から滲出液(擦り傷の時に出る黄色い汁)が出るために、一時期、目やにが多くなること
- 手術部分が、一時的に“なんとなく腫れてぷっくりする”
等が問題点で挙げられると思います。また、この手術は手技的には、あまり難しくないのですが、“脂肪を取りすぎると、老け顔になる”リスクがありますので、私は個人的に緊張する手術です。摘出脂肪の量に関しては、担当医の経験によるところが多く、曖昧な基準しかありませんので、術後の効果や経過については、術前に担当医から十分な説明を受ける事をお勧めいたします。 |