YAMAMOTO CLINIC 山本クリニック
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目の下のしわ、たるみ取りの手術(術後固定と経過)(写真)
  (2007/11/11)

外来で診察をしていると、“私の場合は、1回で取れますか?”等の質問をよく受けます。ご本人にとっては、非常に重要な事ですので、今回は上腕を例にして1度で切除出来る場合はどのような感じなのかをお見せしようかと思います。この話では、2名の方をご紹介しますので、イメージをつかんで頂けたら幸いです。この写真掲載に快諾していただいた方々には、この場をお借りして、深く感謝の意を表します。

まず、お1人目の術前の写真ですが、大きさは一緒に写してあるスケールを参考にしていただいて、図柄が縦に長く横幅が短い事がお分かりいただけると思います(写真1)。このような場合は縦長の紡錘形の切除範囲をデザインして、これを切除します。この場合、傷は縦長な直線になります。抜糸直後の写真をお見せいたしますが、糸の跡がまだ残っているものの、時間とともにかなりきれいに治る事が期待されます(写真2)。


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次にお2人目の方の術前の状態をお見せしますが、お1人目の方に比べると、かなり横幅があるのがお分かりいただけると思います(写真3)。このような場合は、刺青を刺青の形にくり抜いて後から少しずつ皮膚を寄せながら縫合していきます。従って、出来上がりの傷の形は術前にはなかなか想定しづらい事も多くなってしまいます。この方の抜糸時の写真をお見せしますが、刺青の図柄とは無関係な形に仕上がっています(写真4)。この方は皮膚を寄せるためにかなり広範にわたって皮膚の下を剥離しましたので、その分皮下出血も多くなって、皮膚が打撲の後のようになっています。


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上腕の場合、女性の方が皮膚が伸びやすく切除出来る範囲には男性と若干の差があります。今回お見せした方々は、女性ですので、男性の場合は若干の相違があるものと思って下さい。 手術後は傷にテープを貼っていただき、なるべく傷の安定性が保たれるようにケアをしていきますが、私の所には、1ヶ月に1度の割合で通院していただき、傷の状態チェックと傷が広がって治らないようにテーピングがきちんとされているかをチェックして行きます

分割切除に比べ、傷の大きさが若干大きくなってしまうのも事実ですが、1回で刺青を消すことが出来るというのは、社会生活上非常に重要な事ですので、1度で切除出来る場合は、なるべく1度で終わらせるように心がけています。もちろん、ご本人の希望が1番大事ですので、術前によくご相談するようにしています。ただし、上腕、前胸部はケロイドの好発部位ですので、どんなに綺麗に縫合しても術後にケロイドを起こしてしまうこともありますので、この事も考え合わせて治療計画を立てる必要があります。また、切除出来る範囲の決定は皮膚をつまんだ伸び方等で決まる(医者の経験によるところが大きい)ので、術前に担当医との打ち合わせはきちんとしていただきたいと思います。今回は、上腕を例に取りましたが、刺青の場所、皮膚の伸び方によって治療経過には大きな差が生じますので、この点も含めて術前の説明はきちんと受けるようにしていただきたいと思います。






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