美容外科話

COLUMN

小鼻縮小
第489話

小鼻と鼻尖の手術をやって、サイズダウン! 

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。

今回ご紹介するのは、鼻の複合手術(鼻尖形成術+小鼻縮小術)を受けられた方です。私は、なるべく最小限の手術を好んでやるので、1つの手術でのご紹介が多いのですが、今回は2つの手術での変化をご紹介したいと思います。

この方は、鼻全体をサイズダウンしたいのだけれど、バレバレの大きな変化にはしたくないいうご希望でした。担当医としては、小鼻手術と鼻尖形成を行った方が全体的な雰囲気を変えられると考え、複合手術を提案させていただきました。

早速、どの程度の変化が出たかをご覧頂きたいと思います。

まず、正面の術前(写真1)、術後3か月(写真2)の状態です。

BEFORE
AFTER

鼻が全体的に、何となくコンパクトになったような変化が出ていると思います。

また、鼻筋が通ったような感じも出ていると思います。

これだけの変化しか出ないのか?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、私は、こんな感じで、自然な変化の手術を得意としていますので、そのような変化がご希望の方を担当させて頂きたいと思っています。

下から見て頂くと術前(写真3)と術後3か月(写真4)では、『小鼻の大きさ、鼻先の変化』が、認識しやすいかもしれません。

この控えめな変化を出すためだけでも、小鼻を切る際は、案外大きく切ります(写真5)。

切除幅が最大5㎜程度になっていることに気が付かれるはずです。片側を切除した際の状態をお見せしますので、どのような感じに変化しているのかを検証して頂きたいと思います(写真6)。

また、鼻尖形成の際には、どの程度の幅でどの方向に、どの深さで糸をかけるかによって結果が変わりますので、この点にも十分に注意を払います。

美容外科の治療方針は、担当医によって様々なバリエーションが考えられ、まさに十人十色なのではないかと思います。したがって、診察を受けられると、様々な提案をされ、混同される方もいらっしゃるはずです。

また、時として『売上重視』の美容外科医が不必要な手術を勧めて、治療方針自体が大きく変わってしまうこともあります。

手術をしないし、責任もとれない『カウンセラー』が手術方針を決めるというのは、絶対におかしい事ですので、術前には一度持ち帰って、よく検討することをお勧めします。

最後に、術後どのようなテープ固定を行っているかをお見せしますので、これから手術を考えられる方のご参考になれば幸いです(写真7, 8)。

手術内容鼻尖形成術/鼻尖(鼻先)の形状を細く整える
    :小鼻縮小術/小鼻を小さくする・鼻の穴を小さくする

副作用(リスク)
:鼻尖形成/鼻先にテープ固定、皮下出血の可能性・元に戻すことができない
        :小鼻縮小/皮下出血の可能性、切除しすぎると不自然な小鼻になる可能性がある・元に戻すことができない

施術料金:鼻尖形成術(だんご鼻解消術・鼻尖縮小術)¥352,000(税込)モニター料金¥281,600(税込)
    :小鼻縮小(鼻翼縮小)¥385,000(税込)モニター料金¥308,000(税込)

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。

また、スタッフブログもぜひご覧下さい。

当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。

『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。

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