美容外科話

COLUMN

隆鼻術(シリコン・軟骨・ヒアル)
第252話

【鼻の隆鼻術のビフォーアフター】鼻筋をシリコンで通す

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方には、この場をお借りして深く感謝いたします。

隆鼻術は、御自分の組織でという方にお会いすることもありますが、シリコンで高くするというのが一般的です。

今回は、この一般的な手術のお話をご紹介したいと思います。

この方のご希望は、鼻をすっきりと細く見せ、鼻筋を通したいというものでした。

また、ご自分の組織でなくても構わないという事でしたので、シリコンによる隆鼻術を計画しました。

術前の写真と術後6か月の状態をお見せします。

正面のビフォーアフター
正面のビフォーアフター
横のビフォーアフター
横のビフォーアフター

鼻筋が通り、鼻先もすっきりとした感じになったのではないでしょうか?

シリコンは、修正ができ、気に入らなかった場合に抜去出来る事が利点です。

また、最近のシリコンは、アジア人に合わせた形状のものも多く、鼻根部は硬く、鼻尖部は柔らかいというような『ハイブリッドシリコン』も多く出回っています。

この方にも、ハイブリッドシリコンを使用しました。

また、手術を考える際に、金銭的な負担も一緒に考えるのも大事なことだと思います。

自家組織は、『永久的』で、シリコンは『一時的』と思われている方にお会いしますが、最近のシリコン素材は非常に優れていますので、『一時的ではない』と思っています。

また、シリコンに問題がある場合には、術後に違和感を覚えることが一般的ですので、担当医とはきちんと付き合っていただきたいと思います。

しかし、どのようなシリコンを使うのかは、患者さんのご要望をよく理解し、デザインする必要があります。

このシリコンデザインに慣れとセンスが要求されます。


シリコン
シリコン

この方の、挿入シリコンをお見せします。

術後
術後

自然な仕上がりになるように形状を十分に考えてあります。

また、この手術をした場合の術後5日目の腫れをお見せします。

腫れや内出血があると、横顔の鼻が綺麗に見えず、不安になることもあると思います。

患者さんが、診察にいらした際に、どのような手術でご本人に満足していただけるように術式を一緒に考えるところから手術が始まると思います。

『術前診察はカウンセラーで、手術当日に担当医と初めって会った』という事が無いよう、くれぐれも術前診察を大事にしていただきたいと思います。

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『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。