美容外科話

COLUMN

二重切開
第218話

【くっきり二重で目元を華やかに】目頭切開と二重切開の施術例

まず、今回御協力いただいたモニターの方にこの場をお借りして深く感謝いたします。

二重のカウンセリングをしていると、

『もともと二重なのですが、もう少しはっきりとしたくっきり二重にして欲しい』

という御要望の方にお会いすることがあります。

そこで、今回は、元々二重の方の二重の幅を広げ目頭切開を併用することにより“くっきり二重”にする手術をご紹介したいと思います。

『くっきりとする』というご希望を叶えるためには、2つの方法があると思います。

1つは、『二重の幅を広げる』で、

二つ目は『目の開き方を大きくする』ことだと思います。

二重の幅を広げることにより、二重がはっきりとしますので、くっきり感が出ます。

ただ、幅の広すぎる二重を作ると、眠そうな感じや、不自然になることもありますので、デザイン段階で注意が必要です。

目の開き方を大きくする方法は、眼瞼下垂のように筋肉を縮める手術ですので、目が普通に開いている方に行いますと、びっくりして目を見開いたような感じになることがありますので、術中に注意が必要です。

また、目頭切開をしたからと言って平行型二重になるわけではないのですが、この方の場合、目頭切開をすることで、二重の幅と目頭の形状で『必然的に平行型二重になる』ことが分かりましたので、そのようにデザインをしました。

それでは、術前と術後3か月を比較していただきたいのですが

BEFORE
術前
AFTER
術後3か月

目頭切開を加えたことにより、二重も平行型になっていることがお分かり頂けると思います。

また、目頭切開を大きな変化にはしませんでしたが、赤目の部分を比べていただくと変化はお分かり頂けると思います。

さらに、脱脂を同時に行い、まぶたが上がりやすく、二重がきれいに仕上がるように注意しました。

傷跡に関しても、閉眼時に凹まない術式を取っているのでほとんど分からないレベルになっています。


術後5日目
術後5日目

術後5日目の抜糸時の状態をお見せいたします。

まだまだこの時期は、皮下出血があり、二重の幅も広く、完成形の予想がつかず患者さん自身は不安も大きいと思いますが、術後3か月後の状態も含め参考にしていただければと思います。

最近は、インターネットの普及により患者さんの知識が豊富になってきているのですが、誤った情報や解釈も多く、誤ったままのこだわりがある方にもお会いします。

様々な情報を得ることも、美容整形の手術を受ける際は大事なことですが、一番大事なのは信頼できる担当医を探すことだと思います。

術後の閉眼時の写真も含めて、よく術前にご説明を受けることをお勧めします。

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。
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『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。