美容外科話

COLUMN

第238話

【人中短縮術(リップリフト、上口唇短縮術の経過)】術前と術後一ケ月の写真と解説

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に深く感謝いたします。

以前にも人中短縮術の話は、書きましたが、最近は問い合わせの件数が増えましたので、再度ご説明したいと思います。

人中短縮術は、リップリフト、上口唇短縮術とも呼ばれ、同じ手術です。

まず、術前と術後1ヶ月の状態を比較していただきたいと思います。

BEFORE
術前
AFTER
術後1ヶ月

唇が少し上方向に移動し、鼻の下の長さが短くなったのがお分かりいただけると思います。

術式としては非常に単純で、“鼻の下の皮膚を切って縫い合わせる”という単純なものです。

ただ、この縫い合わせるという作業に医者の腕が出ます。

適当に縫うと傷が汚く治ってしまいますので、“縫合命”という感じで頑張らなくてはなりません。


抜糸時
抜糸時

この方の抜糸時をお見せしますが、唇が少し腫れることがお分かり頂けると思います。

切除デザイン
切除デザイン

さて、ここでどの程度の皮膚を切除するのかというと、一般的には5mm-7mmの切除幅だと思います。

この方の場合は6mmでした。

切除デザインをお見せしますが、医療機関によっても切除幅やデザインが異なります。

また、手術中の剥離の仕方や縫合方法によっても経過が違いますので、術前に担当医からよく説明を受けるようにしていただきたいと思います。

抜糸時/術後1ヶ月
抜糸時/術後1ヶ月

正面からの写真だけだと傷の状態が分かりにくいという方にお会いすることもありますので、抜糸時と術後1ヶ月の傷をお見せしますので、ご参考にしていただければ幸いです。

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/face/#liplift

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『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。