美容外科話

COLUMN

第178話

人中短縮術(にんちゅうたんしゅくじゅつ)の傷経過

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方々に深く感謝いたします。

以前にも人中短縮術の話は、書きましたが、美容外科での手術件数としては、目や鼻の手術に比べると少ないので、相変わらずあまり説明されていない気がします。

人中短縮術の術後の傷跡の経過

今回は、術式に関しては、以前にご説明しましたので、割愛させていただき、術後の傷の経過をご紹介したいと思います。

また、3人の方を同時にご紹介いたしますので、『効果の個人差』についてもご覧いただけると今後手術を考えられている方の参考になると思います。

前置きが長くなってしまいましたが、最初の方の術前と術後3ヶ月の状態を比較していただきたいと思います。

人中短縮の傷跡経過①

上唇が少し上方向に移動し、鼻の下の長さが短くなったのがお分かりいただけると思います。

上唇が少し上方向に移動し、鼻の下の長さが短くなったのがお分かりいただけると思います。

この方の抜糸時、術後1ヶ月の状態をお見せしますが、傷というものが時間をかけて少しずつ目立たなくなることがお分かりいただけると思います。

この方の抜糸時、術後1ヶ月の状態をお見せしますが、傷というものが時間をかけて少しずつ目立たなくなることがお分かりいただけると思います。

抜糸時には、傷に赤みはほとんどありませんが、術後1ヶ月では、傷が少し赤くなり、これが時間をかけて赤みが落ち着いて来て、術後3ヶ月では目立たなくなっています。

さらに時間が経てば、ほぼ分からない程度まで落ち着いていくがほとんどです。


人中短縮の傷跡経過②

術前/術後1ヶ月
術前/術後1ヶ月

ここで効果の個人差もご紹介したいと思います。

2人目の方の、術前と術後1ヶ月の状態を比較していただきたいと思います。

人中は、加齢現象とともに皮膚が伸びてしまいますが、ここを短くすることは、若く見せる1つの方法だと言えます。

この方をご覧になると、口元が少し若返った印象をお持ちいただくことが出来ると思います。

人中短縮の傷跡経過③

術前/術後1ヶ月
術前/術後1ヶ月

最後に3人目の方の術前と術後1ヶ月の状態をご覧にいれますが、口唇の形が変わり“口元が立体的になった”感じを受けると思います。

人中短縮についてはこちらに手術例をまとめております

このように、同じ術式でも効果の程度は個人差があります。ただ、デザインは患者さんによって大きく変わるものではありませんので、このような話からイメージをつかんでいただきたいと思います。

術後1ヶ月の時点で、傷を気にされている方にお会いすることもありますが、このように時間とともに目立ちにくくなるということも事前にご理解いただければ幸いです。

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/subject/?id=1432003113-980422

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『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。

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