美容外科話

COLUMN

鼻の他院修正手術
第258話

【鼻の穴が潰れている】他院で受けた鼻の整形手術をすっきりした小鼻に修正

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深く感謝いたします。
私のクリニックは、日本でも有数の美容外科修正手術を行っているクリニックです。
全国から色々な方がいらっしゃいますが、今回は他院手術後に鼻の穴が小さくなってしまった方を御紹介したいと思います。

BEFORE
他院にて小鼻縮小、鼻尖形成術、鼻中隔延長術を受けられています。鼻先が太くなり、鼻の穴の皮膚が厚くなってしまっているのがお分かり頂けると思います(写真1)。
AFTER
術前の状態(写真2)と修正術後(写真3)をご覧いただくと、鼻先が細くなって鼻の穴が大きくなったのがお分かり頂けると思います。

下から見た写真だけですと、あまり改善されていないように感じるかもしれませんが、全体的な雰囲気は大きく変化します。
正面の状態をお見せします。


術前(写真4)と術後(写真5)では、鼻の穴の形と小鼻の雰囲気が変わったのがお分かり頂けると思います。
術前(写真4)と術後(写真5)では、鼻の穴の形と小鼻の雰囲気が変わったのがお分かり頂けると思います。

この方に行った手術方法を順にご説明したいと思います。
鼻尖軟骨、鼻中隔の手術を受けられていますが、この部位の癒着や肥厚が起こると、鼻の組織は非常に硬くなってしまい、修正不能に近く難しくなってしまいます。

そこで、手術は2期的に少しずつ治していくという治療計画を立てました。
はじめに皮弁法にて鼻翼(小鼻)基部を広げ、時期を見て鼻孔縁形成術、瘢痕切除術を行うというものです。
言葉にすると非常に簡単なのですが、実際はかなり手間がかかります。

始めの手術の小鼻手術のデザインをお見せします(写真6)。
数ミリ単位の移動しかできませんが、左小鼻の形状を改善することが出来ます。

術中の状態(写真7)をお見せしますが、左右差が改善されそうな雰囲気が漂っているのがお分かりいただけますでしょうか?この術後の状態(写真8)をみると小鼻の左右差が若干改善されたものの、鼻の穴の大きさは変わっていないと思います。

2回目の手術では、鼻孔縁形成術と、軟骨の近くの肥厚した組織を切除するという事をしました。
このデザイン(写真9)をお見せします。この作業は非常に骨が折れました。

それは、鼻先の軟骨が固まっていて、一塊になっていたので、ちょうどコンクリートに埋まったものを丁寧に削り出すというような感じに非常に似ていたからです。
術後の状態(写真10)をお見せしますが、鼻先の形状と鼻の穴が広くなったことがお分かり頂けると思います。

⇒鼻の他院修正についてはこちらに手術例をまとめております

このように、時間と手間をかけて手術をしましたが、初めての手術と比べると修正手術では、結果が綺麗に出しにくいという難点があります。
こうならないように担当医選びは慎重に行っていただきたいと思います。

『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。

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