美容外科話

COLUMN

小鼻縮小
第328話

【小鼻縮小のダウンタイムと1か月後】小鼻の位置はどう変わるかを解説

はじめに、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深く感謝いたします。

“鼻が大きい気がする”“笑った時に鼻が広がるのが気になる”ということで、小鼻を小さくしたいと希望される方は少なくありません。

しかしながら、小鼻縮小では、切除できる範囲に制約があり、ご本人の元の形状にも影響されますので、『自由自在に小さく』という訳には行きません。

言葉で色々と書くよりも色々な方をご紹介した方が、イメージも付きやすいと思いますので、この方の形状変化をご参考にしていただきたいと思います。

また、切除デザイン、切除の仕方(メスの使い方)、中縫いの処理の仕方等、担当医によっては別物と言っても良いほど違いますので、こうしたことも事前に確認しておいた方が良いと思います。

特に気を付けなければいけないのが、術後に小鼻の丸み(張った感じ)が無くなり、下から見ると鼻が三角形になってしまうと非常に不自然です。

今回は、私が行っている小鼻縮小の変化、デザイン等についてご紹介しますので、そうしたことの参考になれば幸いです。

小鼻縮小のビフォーアフター

まず、術前(写真1)と術後1か月(写真2)の正面の状態を比較していただきたいと思います。どこが変わったか、お分かりいただけますか?

BEFORE
術前(写真1)
AFTER
術前(写真2)

『小鼻が何となく小さくなり、鼻の穴の見え方が変わった』のではないでしょうか?また、『小鼻の位置も変わった』のがお分かりいただけると思います。


術前(写真3)術後(写真4) 術前(写真5)術後(写真6)
術前(写真3)術後(写真4)
術前(写真5)術後(写真6)

角度を変えてご覧頂きたいと思います。斜めの角度では、若干の変化(写真3, 4, 5, 6)だと思いますが、やはり、小鼻の位置が若干高くなっているのがお分かりいただけると思います。

小鼻縮小のデザイン

術前(写真7)術後(写真8) デザイン(写真9)
術前(写真7)術後(写真8)
デザイン(写真9)

また、下から見て頂くと、小鼻の丸みを損なうことなくサイズダウンが出来ていることもお分かりいただけると思います。(写真7, 8)

美容外科の手術で『デザインが非常に大事』という事は、よく書くのですが、この手術は、小鼻本来の丸みを損なわないようにデザインすることが非常に大事だと思います。

先にも書きましたが、小鼻を単純に直線的なデザインで切り取って縫い合わせると小鼻の丸みがなく平らな『取って付けたような鼻』になってしまいます。私のデザインをご覧頂きたいと思います(写真9)。

小鼻縮小の術後の腫れ

抜糸時(写真11・12) 術中(写真10)
抜糸時(写真11・12)
術中(写真10)

ここで、『小鼻を小さくすると、本当に小鼻の位置が高くなりますか?』というご質問を受けることが多いので、片側のみを縫合した状態(写真10)をお見せしたいと思います。

最後に術後の腫れ方についてご説明したいと思います。術後5日目抜糸時の状態(写真11,12)です。この手術は通常あまり腫れませんが、傷の赤みが出ますので、お化粧でしばらく隠して頂く必要があると思います。

⇒小鼻縮小術に関してはついてはこちらに手術例をまとめております

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『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。

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