美容外科話

COLUMN

眼瞼下垂
第331話

【深いおでこのしわを消す】眼瞼下垂を手術で直すとここまで変わる

まず、このお話に御協力いただいたモニターの方にこの場をお借りして深謝いたします。

今回ご紹介するのは『眼瞼下垂手術』です。

眼瞼下垂手術のビフォーアフター

術前、術後3か月の状態を比較していただきたいと思います(写真1, 2)。

BEFORE
術前(写真1)
AFTER
術後3ヵ月(写真2)

額の筋肉を使って目を空けていたために深いしわがあります。

術後は、目の開きも良くなり(黒目の見え方が変わっている)、おでこのしわも浅くなっています。

この方は、目の開き方の改善をご希望されており、顔の雰囲気は、あまり変えないで欲しいというリクエストでしたので、目の雰囲気をあまり変えないようなデザインをする必要があります。


眼瞼下垂手術のデザインについて

デザイン(写真3)
デザイン(写真3)

実際のデザイン(写真3)をお見せします。

よく見て頂くと左右で皮膚切除幅が違うという事がお分かりいただけると思います。このように、仕上がりを想定しながら、皮膚の切除幅を決めるというところに『医者のセンス』が必要になると思います。

よく、保険診療の眼瞼下垂手術と自費診療(美容外科等)の眼瞼下垂手術では、何が違うのですか?という質問を受けることが有ります。

基本的には、大きな違いはないと思いますが、保険診療の手術では『目が良く開く』という機能の改善を主眼にしているために、皮膚切除をせずに、切開のみを加え、中の機能改善をおして手術を終了という事があるという事です。

しかし、これは、担当する先生によって大きく異なりますので、術前の診察の際に、余った皮膚を切除するか否かを確認しておくというのは大事なのかもしれません。

この方の手術では、皮膚切除、少量の眼輪筋切除、上眼窩脂肪の少量切除、挙筋腱膜の処置を行いました。

これだけのことをすると、腫れが強く出るので、術後にびっくりされるかもしれません。術後の経過をご紹介したいと思います。

眼瞼下垂手術後の経過について

抜糸時(写真4)
抜糸時(写真4)

この方の手術では、皮膚切除、少量の眼輪筋切除、上眼窩脂肪の少量切除、挙筋腱膜の処置を行いました。

これだけのことをすると、腫れが強く出るので、術後にびっくりされるかもしれません。

術後の経過をご紹介したいと思います。

術後1週間、抜糸時の状態です。腫れているので、目の形状が非常に不自然だと思います(写真4)。

術後1ヵ月(写真5)
術後1ヵ月(写真5)

術後1か月後の状態です。この時期になると、だいぶ落ち着いてきて、人に指摘されることも少ないと思います(写真5)。

術後の、腫れや経過には、個人差がありますが、色々な方をご紹介すると、イメージも掴みやすいと思いますので、御参考になれば幸いです。

眼瞼下垂についてはこちらに手術例をまとめております

関連動画はこちら
※出血シーンがございますので閲覧にご注意下さい。

当院は、他院修正を専門的に行っていますが、初回手術の方も大歓迎です。
先日『先生のクリニックは、修正手術しかしないのですか?』と質問されて、びっくりしましたので、あえてここで書かせていただきました。

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
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『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。

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