美容外科話

COLUMN

第381話

人中短縮術(リップリフト、上口唇短縮術)人中の長さと上口唇の形状変化

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に深く感謝いたします。

人中(にんちゅう、じんちゅう)短縮術をご希望の方に、『いろいろな方の手術症例が見られると、自分と比べられるので参考になります』というご意見を時々受けます。

手術自体の術式には変更がありませんので、色々な方をご紹介する目的で、書きたいと思います。

この手術は、一般的に、人中の一番長い部分が15㎜以上あれば、手術適応があるという大まかな基準がありますが、現実的には、ご本人の人中の形状と顔とのバランスが非常に大事だと思っています。

ですから、人中の長さが15mm以上なくても、手術適応になる事もあります。

ここで、一番私が気にしているのは、上口唇の形状です。

人中の短縮は鼻の幅を超えないという大原則に基づいて手術を考えていますので、上口唇の外側は、あまり持ち上がりません。

術前に人中中央部が短く、上口唇の形状が『山型』になっている方は、より引き上げられて『富士山のような形状』になってしまう可能性があるので、熟考していただく必要があります。

こうしたことを考え合わせて、診察に来ていただいた際に『手術適応が、私にはあるとは思われないので、お断りします』と言ってしまう場合もあります。

さて、手術で大事なのは、傷がどんな感じで仕上がり、上口唇の形状がどのような変化を受けるのかということだと思います。

今回ご紹介した方の、傷の状態や人中の変化、上口唇の形状の変化をご覧になって、仕上がりのイメージをつかんでいただきたいと思います。

まず、術前(写真1)、術後3か月(写真2)の正面の状態の変化をお見せします。

人中の長さと、上口唇の形状変化にご注目頂きたいと思います。

BEFORE
術前(写真1)
AFTER
術後3ヵ月(写真2)

人中の長さと、上口唇の形状変化にご注目頂きたいと思います。


術前(写真3)術後3か月(写真4)
術前(写真3)術後3か月(写真4)

次に、傷の状態をご覧下さい。

角度を変えた術前(写真3)と術後3か月(写真4)を比較していただくと、イメージも付きやすいのではないでしょうか?

この方の経過は、悪くないのですが、治癒速度が平均的な方よりも遅い気がします。一番経過の良い方のみを見て頂くよりも、こうした方をご参考にしていただいた方が、意味があるのかもしれません。

抜糸時(写真5.6)
抜糸時(写真5.6)

さらに、傷の経過を追ってご紹介したいと思います。術後5日目抜糸時の状態(写真5, 6)です。

術後1か月(写真7, 8)
術後1か月(写真7, 8)

後1か月の状態(写真7, 8)です。術後1か月では、平均的な経過だと思いますが、赤みが引くのに時間がかかっていることがお分かりいただけると思います。

【この方の、手術時の切除デザイン、術直後の状態は、私のブログにてご紹介しています。】

美容外科の手術は、切って縫うという単純な手術が多いのですが、それゆえに『どこを、どのように切るのか』という『術前デザイン』が非常に大切です。

いつも同じようなことを書きますが、担当医のデザイン力をチェックすることも大事だと思います。

関連動画はこちらです。※出血シーンがございますので閲覧にはお気を付けください。

施術名:人中短縮術・リップリフト・鼻下短縮

施術内容:鼻の下の長さを短くする

副作用(リスク):上口唇の形状が山型になる可能性がある

施術料金:通常料金¥302,400・モニター料金¥241,920

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。
https://dr-yamamoto.com/contact/

また、スタッフブログもぜひご覧下さい。
https://ameblo.jp/yamaclistaff

当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。
https://www.instagram.com/shinjyuku.yamamotoclinic/

『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。