美容外科話

COLUMN

小鼻縮小
第432話

【小鼻縮小術】山本クリニックはデザインとメスの使い方が強みです

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。

『手術をして小鼻の丸みが無くなりませんか?』『コンセント鼻に変形しませんか?』というような質問をよく受けるということを前回も書きました。

こうした事態にならないためには、小鼻切除のデザインとともに、『切り方』も非常に大事ということをご紹介したいと思います。

私が、デザインが大事だといつも書いていますので、『デザインさえきちんとやれば、良い』と誤解されるのもしょうがないのかもしれません。

しかし、皮膚表面だけでなく。小鼻の厚みの組織の切り方も非常に大事なのです。

まず、術前、術後3か月の正面の状態の変化をお見せします(写真1, 2)。

BEFORE
手術前(写真1)
AFTER
術後3カ月(写真2)

正面から見た鼻の穴の感じが変わったことがお分かりいただけると思います。


手術前(写真3)術後3カ月(写真4)
手術前(写真3)術後3カ月(写真4)

下から見た状態を比較して頂くと、変化が認識しやすいかもしれません(写真3, 4)。

写真5
写真5

ここで、小鼻の切り方をご紹介したいと思います(写真5)。

写真の中に黄色い矢印で示した部分が、小鼻の厚みの組織です。

ここを切り取ってしまうと、小鼻がつぶれたように仕上がってしまいますので、この部分をいかに残すのかを考えながらメスを使います。

また、縫合をする際に寄せる方向性、縫合する際の力加減に細心の注意を払う必要があります。

手術前(写真6)術後3カ月(写真7)
手術前(写真6)術後3カ月(写真7)

めから見て頂くと、小鼻位置も若干上がり、『小鼻のボリューム感は、減ったけれども、小鼻の丸みが失われていない』ことに気が付かれるはずです(写真6, 7)。

よく、『小鼻縮小の切除幅は何ミリですか?』という質問も受けますが、同じような幅でデザインしたとしても、小鼻の厚みの部分の組織をどのように切ったかによって、仕上がりは大きく変わってしまいます。

重要なのは、『何ミリ切った』という事ではなく『どのように切って、どのように縫ったのか』という事だと私は考えています。

小鼻縮小術は、小鼻を切り取ってしまう手術ですので、修正が出来ないことも多いというのが現状です。

その点を充分に踏まえ、担当される先生が『どのように手術するのか』をよく検証されることをお勧めします。

当院の小鼻縮小の手術例はこちらにまとめております
https://dr-yamamoto.com/column_category/nasal_wing_reduction/

ブログでは手術デザインについてご紹介しております。
https://ameblo.jp/dr-y-yamamoto/entry-12647524230.html

noteでは縫い方についてご紹介しております。
https://note.com/yamamotoclinic/n/n04bcbb755992

関連動画はこちらです。※出血シーンがございますので閲覧にはお気を付けください。

施術名:小鼻縮小術(鼻翼縮小術)

施術内容:鼻が大きい・小鼻の広がりを解消する

副作用(リスク):抜糸後、1~3ヵ月程度は傷の赤みがある

価格:通常料金¥297,000モニター料金¥237,600(税込)

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。
https://dr-yamamoto.com/contact/

また、スタッフブログもぜひご覧下さい。
https://ameblo.jp/yamaclistaff

当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。
https://www.instagram.com/shinjyuku.yamamotoclinic/

『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。