美容外科話

COLUMN

鼻尖形成(軟骨縫縮・移植)
第435話

鼻尖形成術(団子鼻手術)の微妙な変化。

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。

いつも書きますし、診察でもお話していますが、『私の手術は、よく言えば自然、悪く言えば代り映えしない手術』だと思っています。

患者さんからすると、『その手術が好きか嫌いか』という好みの観点から私の手術を考えて頂くとしっくりすると思います。

また、術式に関しては、様々な部分で他の先生方と違う部分が多いので、単純比較は難しいと思います。

あくまで、『手術の変化を見て、どう思うのか』という事を大事にして頂きたいと思います。

他院では、鼻尖形成術だけやっても意味がないって聞いたんですけど』『鼻尖の手術は後戻りすると言われました』等々色々なコメントを患者さんから頂くこともありますが、他院とは、『術式が違うので』とお答えするようにしています。

鼻尖形成術の術前術後の変化について

症例写真に関しては、変化が分かり易く、インパクトが強いものを選択的にご紹介しても意味がありませんので、私が日々行っている平均的な経過の方々をご紹介するようにしています。

では、患者さんの術前、術後1か月の変化をご紹介したいと思います。

BEFORE
手術前(写真1)
AFTER
術後3カ月(写真2)

正面の状態変化ですが、鼻先の雰囲気が若干変わることによって、鼻の穴の見え方にも若干の変化があります(写真1, 2)。


手術前(写真3)術後3カ月(写真4)
手術前(写真3)術後3カ月(写真4)

斜めから見て頂くと、鼻尖の位置が若干下がったのもお分かりいただけるはずです(写真3, 4)。

手術前(写真5) 術後3カ月(写真6)
手術前(写真5) 術後3カ月(写真6)

下から見あげた状態では、鼻尖の形態変化により小鼻の状態も少し変わったように見えるかもしれません(写真5, 6)。

術中(写真7)
術中(写真7)

いつも患者さんには、『自分と感性が似ている担当医を探すことが非常に大事』とお話していますが、担当する医師が手術した症例を色々と見ることが何より大事だと思います。

『論より証拠』ですね。

最後に、この私の手術が、他院の手術と違う部分をご紹介したいと思います。

鼻先の軟骨の形を糸で縫合して変えるという点です。この縫合をしている部分をお見せしたいと思います(写真7)。

こうした手術変化をご覧になって、『何が変わったのか、よく分からない』と思われた方は、私の手術は絶対に受けてはいけないと思いますし、患者さんと感性が大きくずれていると思った場合には、私の方から手術をお断りすることもあります。

美容外科というのは、健康な方に行うものですので、患者さん自身が、『やって良かった』と思えるような手術を受けて頂くことを何よりも大事にしたいと思っています。

鼻尖形成術(団子鼻手術)で、パロットノーズ(ポーリービーク)変形するのか?

鼻尖形成でパロットノーズ(ポーリーピーク)変形についてブログにてご紹介しております。
https://ameblo.jp/dr-y-yamamoto/entry-12653673901.html

noteでは、手術後の固定についてご紹介しております。
https://note.com/yamamotoclinic/n/n38cab78541ff

※出血シーンが含まれておりますので、閲覧にはお気を付けください

施術名:鼻尖形成(団子鼻修正・鼻尖縮小)

施術内容:鼻尖形成術で鼻先を細く高く見せる

副作用(リスク):抜糸までテープ固定が必要(夜間ギブスは1カ月程度使用)・手術後の腫れ

施術料金:鼻尖形成術¥275,000(税込)モニター¥220,000(税込)

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/face/#nose

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。
http://dr-yamamoto.com/contact/

また、スタッフブログもぜひご覧下さい。
http://ameblo.jp/yamaclistaff

当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。
https://www.instagram.com/shinjyuku.yamamotoclinic/

『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。

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