美容外科話

COLUMN

小鼻縮小
第440話

【小鼻縮小術と鼻尖形成術(団子鼻手術)】両方やるべきですか?という質問に答えます

手術名:小鼻縮小術(鼻翼縮小術)

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。

小鼻縮小術と鼻尖形成術を両方行うべきなのか

相変わらず、『小鼻縮小手術で、小鼻だけ手術するとバランスがおかしくなるって聞いたんですけど』『小鼻の手術やるなら、鼻尖も絶対やらないとダメだって言われました』等々患者さんからは、いろいろなコメントを頂きます。

そもそも手術は、同じ施設であっても担当医が変われば、別物になりますし、まして医療機関が違えば全く別物になってしまいます。

ですから、そうしたコメントは、そのコメントをした医師の手術の場合であって、私の手術とは別物と認識して戴頂きたいと思います。

私の手術では、鼻尖形成術(団子鼻手術)は必要なく、小鼻縮小術のみで十分な結果になることも多いと思っていますので、ご本人が小鼻だけを気にされている場合には、『小鼻だけの手術でバランスが悪くならないように』注意して手術を行っています。

また、医者として『最小限の手術で済ませる』ということも診療ポリシーにしています。

小鼻縮小術のみ行った症例紹介

さて、今回の方ですが、正面の術前(写真1)と術後3か月(写真2)の状態を比較して頂きたいと思います。

BEFORE
手術前(写真1)
AFTER
術後3カ月(写真2)

小鼻が小さくなったのは当たり前ですが、鼻の穴の見え方も変わり、『何となく鼻全体がすっきりした』仕上がりになっていると思います。


手術前(写真3) 術後3カ月(写真4)
手術前(写真3) 術後3カ月(写真4)

下から見て頂くと、術前(写真3)と術後3か月(写真4)で、どの程度小鼻が小さくなっているのかがお分かりになるのではないでしょうか?

手術前(写真5)術後3カ月(写真6)
手術前(写真5)術後3カ月(写真6)

斜めから見た状態を比較して頂くと、術前(写真5)と術後3か月(写真6)では、鼻尖の形状も変わって見えるかもしれません。

手術前(写真7)術後3カ月(写真8)
手術前(写真7)術後3カ月(写真8)

小鼻を縫い合わせる際に、少し工夫をするので、小鼻の位置も若干上がります。術前(写真7)と術後3か月(写真8)をお見せします。

手術は、同じ名前でも、担当する医者によって別物であることは、よく書いていますが、『鼻尖と小鼻はセットで』という短絡的な考え方ではなく、『小鼻だけの手術で、いかに綺麗に仕上げるのか』ということを頭に置いて、私は手術を行っています。


他にも当院の小鼻縮小術の手術例はこちらにまとめております。
https://dr-yamamoto.com/column_category/nasal_wing_reduction/

ブログでは縫合の仕方や傷の経過についてご紹介しておりますので、宜しければご覧下さい。
https://ameblo.jp/dr-y-yamamoto/entry-12668575754.html

noteでは、切除幅についてご紹介しておりますので、併せて御覧下さい。
https://note.com/yamamotoclinic/n/nde45b353490a

※出血シーンが含まれておりますので、閲覧にはくれぐれもお気を付けください。

施術名:小鼻縮小術(鼻翼縮小術)

施術内容:鼻が大きい・小鼻の広がりを解消する

副作用(リスク):抜糸後、1~3ヵ月程度は傷の赤みがある。元に戻すことができない。        

価格:通常料金¥330,000モニター料金¥264,000(税込)

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/face/#nose

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。

また、スタッフブログもぜひご覧下さい。
https://ameblo.jp/yamaclistaff

当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。
https://www.instagram.com/shinjyuku.yamamotoclinic/

『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。

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