美容外科話

COLUMN

鼻の他院修正手術
第466話

【他院鼻整形の修正】鼻プロテーゼ(シリコン)の除去した手術のビフォアアフター

手術名:シリコンプロテーゼ抜去+鼻尖形成術修正

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。

シリコンプロテーゼ抜去術+ 鼻尖形成術の術前術後変化

ご本人の希望に沿うように、プロテーゼ(シリコン)抜去術と鼻尖形成術を計画しました。

まず、正面の状態を術前(写真1)と術後6か月(写真2)で比較していただきたいと思います。

BEFORE
術前(写真1)
AFTER
術後6か月(写真2)

若干、鼻根部が低くなっていますが、鼻尖の形状が細くなったために、相乗効果で、ぱっと見た感じに変化が分かりにくくなっているのではないかと思います。

プロテーゼ (写真3, 4)

横顔をご覧いただいても、プロテーゼ(シリコン)が無くなった割には、変化がないことがお分かり頂けると思います(写真3, 4)。

写真5, 6

下からご覧いただくと、鼻尖の形状も改善されたことがお分かり頂けると思います(写真5, 6)。

抜去したシリコンプロテーゼ

写真7

では、この方に入っていたプロテーゼ(シリコン)がどの程度の大きさのものであったかをお見せします(写真7)。

このサイズの物を抜去しても案外変化が少ないことがお分かりいただけると思います。

写真8

プロテーゼ(シリコン)を挿入した影響で、鼻翼軟骨の内側脚が変形していました(写真8)。

この部分の軟骨は切除しないと形状が綺麗に出ませんので、一部切除することにしました。

写真9

鼻尖形成術のみ施行した状態で、鼻尖部が凹んでいましたので、この部分の『穴埋め』に、先ほど切除した軟骨を使用しました(写真9)。

『そもそもプロテーゼ(シリコン)の手術で良かったのか?』という疑問を抱くことは少なくいないのですが、患者さん後ご要望を十分検証し、最適な治療法が何かを考えることが、『プロ』だと思います。

患者さん側も、『自分のニーズに合った手術は、何か?』ということと、『この医者の言っていることで間違えがないのか』をお考えいただきたいと思います。この為に、複数の医師の診察を術前に受けることをお勧めしています。

当サイトの鼻の他院修正は、こちらにまとめています

※出血シーンがございますので、閲覧にはお気を付けください。

施術名:手術名:シリコン抜去(他院)+鼻尖形成修正

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『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。

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