美容外科話

COLUMN

小鼻縮小
第471話

【小鼻縮小術(鼻翼縮小術)】小鼻だけの手術の術前と術後3か月の比較

手術名:小鼻縮小術(鼻翼縮小術)

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。

小鼻縮小術だけでは変になるのか

相変わらず、
『小鼻縮小手術は、単体でやると変になりますか?』
『小鼻が気になって、他院で相談したら、鼻尖も必須と言われた』
等々患者さんからは、様々なコメントを頂きます。

そもそも手術は、同じ施設であっても、担当医が変われば、別物になりますし、まして医療機関が違えば全く別物になってしまいます。

ですから、そうしたコメントは、そのコメントをした医師の手術の場合であって、私の手術では、
『小鼻を最初に手術しても問題ありません』し、
『小鼻の手術だけ受けても変にはなりません』。

また、ご本人がコンプレックスと感じている部分を最小限の手術で解消していくというのが、美容外科医としての『誇りと腕』だと思います。

小鼻縮小術だけのビフォーアフター

では、小鼻の手術だけで、どのように変化するのかを実際の症例をお見せして、ご紹介したいと思います。

正面の術前(写真1)と術後3か月(写真2)の状態を比較して頂きたいと思います。

BEFORE
術前(写真1)
AFTER
術後3か月(写真2)

小鼻が小さくなったのは当たり前ですが、鼻の穴の見え方も変わり、『鼻全体の印象が何となくすっきりした』仕上がりになっていると思います。


術前(写真3)と術後3か月(写真4)
術前(写真3)と術後3か月(写真4)

下から見て頂くと、術前(写真3)と術後3か月(写真4)で、小鼻の幅の変化もお分かり頂けると思います。

術前(写真5)と術後3か月(写真6)

斜めから見た状態を比較して頂くと、術前(写真5)と術後3か月(写真6)では、小鼻のボリューム感が変化し、位置も若干上がっていることに気が付かれるはずです。

鼻縮小術に関しては、『小鼻だけの手術で、鼻全体のバランスを崩さない』ということに、こだわりを持って手術するようにしています。

このためには、デザインがきちんと出来ないと話になりません。

小鼻の直線デザインを書いているようでは、仕上がりも自ずと想像がつきますので、担当される医師のデザインをチェックするというのは非常に有益な方法だと思います。

デザイン (写真7)

この方の下から見たデザインをお見せします(写真7)。

小鼻の左右差がありますので、これらを念頭に入れて、左右で異なるデザイン線を書きます。

写真8

『4mm以上切ったら、失敗すると他院で言われた』という方にもお会いしますので、私がどの程度切ったのかをお見せしたいと思います(写真8)。

小鼻の大きさには、個人差がありますので、当然のことながら、切除幅も異なります。切除幅のみを論じるのは理論的でないように感じてしまうのは、私だけでしょうか?

写真9, 10

さらに、どのような曲線を描くのかというのも、デザインにおいては非常に大事です。

左右ともに角度を変えたものをお見せしますので、他院のものと比べて頂くと違いに気が付かれると思います(写真9, 10)。

いつも同じような事を書きますが、担当医によって、手術方法が異なるだけでなく、手術レベルも違います。

ご自分の感性に合い、顔を預けても良いと思われる担当医を慎重に探されることを強くお勧めします。

小鼻縮小についてはこちらに手術例をまとめております

※出血シーンが含まれておりますので、閲覧にはお気を付けください。

施術名:小鼻縮小術(鼻翼縮小術)

施術内容:鼻が大きい・小鼻の広がりを解消する

副作用(リスク):抜糸後、1ヵ月程度は傷の赤みがある。元に戻すことができない。        

価格:通常料金¥385,000 モニター料金¥308,000(税込)

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。

また、スタッフブログもぜひご覧下さい。

当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。

『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。

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