美容外科話

COLUMN

鼻尖形成(軟骨縫縮・移植)
第474話

鼻尖形成術(団子鼻手術)で、鼻の穴の見え方変わりますか??

まず、このお話にご協力頂いたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。

今回ご紹介するのは、鼻尖形成術(団子鼻手術)です。この手術は、よくご紹介していますので、ことさら新しい内容はありません。

しかしながら、ご自分と似た形状の鼻の方を探すという事には、非常に意味がありますので、同じ手術でもなるべく多くの方をご紹介したいと思っています。

また、相変わらず、『元に戻りませんか?』『日本人の鼻では全く効果が出ないと言われた』等々おっしゃられる方にお会いします。

私の手術は、他院と同じ名前の手術ですが、他院とは術式が違う『別物』であることも多いので、担当医の『やり方』を知っておく必要もあると思います。 では、術前(写真1)と術後3か月(写真2)の正面の変化をご覧頂きたいと思います。

BEFORE
術前(写真1)
AFTER
術後3か月(写真2)

鼻先がすっきりとした感じはお分かりになると思いますが、鼻の穴の見え方は、変化が少ないかもしれません。

術前(写真3)と術後3か月(写真4)

下から見た状態を比較して頂くと、術前(写真3)と術後3か月(写真4)では、鼻先が細く高くなっていると思います。

術前(写真5)と術後3か月(写真6)

この方を斜めから見ると、術前(写真5)と術後3か月(写真6)では、何となく鼻筋が通った変化が分かり易いと思います。

横顔の術前(写真7)と術後3か月(写真8)

さらに、他院で『軟骨を寄せただけでは、絶対に横顔が変になる』と言われることもあるようですが、横顔の術前(写真7)、術後3か月(写真8)もお見せしませので、よく検証して頂きたいと思います。

写真9

では、なぜこのような意見の違いが生じるのでしょうか?それは、鼻尖の軟骨の処理の仕方が違うからです。

私は、一度軟骨を処理してから寄せ合わせるという方法をとっており、このやり方が他院とは大きく異なる部分です(写真9)。

このやり方は、軟骨の血流も阻害し難く、軟骨が変形、萎縮する可能性が非常に低いと考えています。

これが術後の後戻りや、変形を防止していると考えています。

当院は、私しかいない『ワンドクタークリニック』で、手術方法も私のやり方になります。複数医師がいる医療機関では、『同じ施設なのに、やり方も違う』為に、結果にもばらつきが生じてしまい易くなります。

冒頭のタイトルに戻りますが、この方の場合は、鼻の穴の見え方は若干の変化だったと思います。

いつも同じようなことを書きますが、術前後の出来の良い症例写真のみをお見せして、患者さんにイメージを作らせるという『商法』を当院では行っていません。

症例写真等は、よく検討し、手術する先生の感性や手術結果を見て、担当医選びをされることを強くお勧めします。

術後の腫れに関してはブログにてご紹介しております。

術後のテープ固定に関することはnoteにてご紹介しております。

手術内容鼻尖形成術/鼻尖(鼻先)の形状を細く整える
    
副作用(リスク)
:鼻先にテープ固定、皮下出血の可能性・元に戻すことができない       

施術料金:¥352,000(税込)モニター料金¥281,600(税込)

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。

また、スタッフブログもぜひご覧下さい。

当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。

『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。

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