美容外科話

COLUMN

小鼻縮小
第475話

小鼻縮小術には、曲線が命!

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。

小鼻縮小術ではデザインが大切

小鼻縮小術の際には、デザインが重要であることは、何回も書いてきました。

また、それと同じくらい、曲面的に切って、球体のような縫合を加えていくという事も大事です。

同じサイズ感で切除しても、小鼻がつぶれたように丸みが無くなってしまうというのは、致命的な仕上がりであると私は考えています。

術前と術後3か月の比較(正面)

まず、術前(写真1)、術後3か月(写真2)の正面の状態を比較して頂きたいと思います。

BEFORE
術前(写真1)
AFTER
術後3か月(写真2)

小鼻の張りが抑えられても小鼻の自然な丸みは損なわれていないという事がお分かり頂けると思います。

術前と術後3か月の比較(下から)

術前(写真3)と術後3か月(写真4)

下から見た状態の術前(写真3)、術後3か月(写真4)をご覧に入れたいと思います。

小鼻の広がりが少なくなり、すっきりとした感じに仕上がっていると思います。

術前と術後3か月の比較(斜めから)

術前(写真5)と術後3か月(写真6)

また、斜めから見て頂くと、術前(写真5)と術後3か月(写真6)では、小鼻の位置も上がり、小鼻の丸みの感じも変わったことがお分かりになるはずです。

このように、『小鼻の丸みを損なわないように』丸く仕上げるには、縫合方法も非常に大事です。

小鼻を一部切除する際には、小鼻の中の組織を曲面的に残し、縫合する際にも何回も確認しながら、少しずつ曲線的に仕上げていきます。

ちょうど、洋服を縫いあげていく(服を縫ったことはありませんが)様なイメージかと思います。

写真7 ・8

ここで片側が終了した状態をお見せします。

下から見て(写真7)頂くと、デザインのごとく切除され、小鼻が内側に自然に引き寄せられたような移動をし、縫合部分は曲線的に縫いあがっていることがお分かり頂けると思います。

正面から見て(写真8)も、小鼻の丸みに沿ったように縫いあがっていることが容易に認識できるはずです。

この曲面的な仕上がりを意識せずに直線的に仕上げると、『コンセント鼻』、『三角鼻』と言われるような、“小鼻の丸みがない”仕上がりになる可能性が非常に高くなります。

いずれにしても、各工程で『丁寧さ』が非常に大事ですので、時間に追われてバタバタと手術をするというのは、論外だと思います。当院では、非常にゆったりとした時間枠での手術を行っているのは、このためです。

美容外科の手術は、担当医によって別物であることは、よく書いていますが、小鼻の手術も、担当医によって、全くの別物に仕上がります。術前に『担当医がどのような手術を行うのか』ということを、症例写真を検索して、検討することが何よりも大事です。

小鼻縮小についてはこちらに手術例をまとめております

施術名:小鼻縮小術(鼻翼縮小術)

施術内容:鼻が大きい・小鼻の広がりを解消する

副作用(リスク):抜糸後、1ヵ月程度は傷の赤みがある。元に戻すことができない。        

価格:通常料金¥385,000 モニター料金¥308,000(税込)

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。

また、スタッフブログもぜひご覧下さい。

当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。

『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。

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