美容外科話

COLUMN

鼻尖形成(軟骨縫縮・移植)
第301話

【鼻尖軟骨縫縮(団子鼻手術)】痩せたように見える効果と術後の腫れ方

はじめに、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深く感謝いたします。

最近、団子鼻手術(鼻尖軟骨縫縮術)の希望をされる方が増えたと思います。

患者さんからは、相変わらず『他院では鼻先は細くならないと言われた』、『鼻先が上を向くのでやめた方が良い』というようなお話を聞きます。

説明を繰り返すよりも色々な方をご紹介した方が良いと思いますので、写真からイメージをつかんでいただきたいと思います。

この手術の効果には、個人差(軟骨の大きさと皮下組織の厚さによって影響される)があるという事は、ご紹介していますので、このような方の様な場合は、どのように仕上がっていくのかということの参考にもしていただきたいと思います。

まず、術前と術後1か月の正面状態を比較していただきたいと思います。

他人からは、『あれ?やせた?』というような感じで気づかれるようです。

BEFORE
術前
AFTER
術後1ヶ月

下から見上げると、その変化が一層分かり易いと思います。

また、斜めの角度は、『鼻筋が何となくすっきりした』ことがお分かりいただけると思います。


横から見た状態
横から見た状態

横から見て頂くと、鼻先が若干高くなっているという事もお分かりいただけると思います。

抜糸直後の状態
抜糸直後の状態

ここで、術後の腫れについて御紹介したいと思います。
術後5日目の抜糸時の状態をお見せしますが、この方は非常に腫れた方です。

皮下出血も広範囲に及びました。

当院では、このように腫れる方が約2%(50人に1人)の確率で起こります。

『腫れませんよ』とうそをついて、患者さんをその気にさせてしまう『口の上手い』医療機関がいまだに多いということも認識していただきたいと思います。

いつも同じことを書いていますが、同じ名前の手術でも担当によっては、別物です。

さらに、同じ担当医でも患者さんの状態によっては、経過や結果が違うという事も十分に考えられます。

こうしたこともお考えの上、手術を考えられることを強くお勧めします。

施術名:鼻尖軟骨縫縮(団子鼻手術)

では、実際に担当医を選ぶには、どうしたら良いのでしょうか?

それは、症例写真をよく検討することだと思います。

また、『術後の現実的な経過(腫れや皮下出血等)を教えてくれるのか否か』も重要なポイントであると思います。
最後に、担当医の『感性』と自分があっているかをお考えになって、決められると良いと思います。

後悔しない鼻整形手術を受けて頂きたいと思います。

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。
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当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。
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『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。