美容外科話

COLUMN

鼻の他院修正手術
第349話

【小鼻縮小 やりすぎ】鼻手術の他院修正(韓国編)

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方にこの場をお借りして深謝いたします。

今回は、他院(韓国)にて鼻中隔延長術、鼻尖軟骨移植術(鼻尖形成術)という鼻の手術を受けられた後に、鼻が不自然になってしまったという方をご紹介したいと思います。

最近は、韓国で手術を受けられる方も増え、帰国後にこのような相談で来院される方も増えています。

ご本人としては、『鼻整形をやり過ぎちゃった』という事がお悩みでした。

やりすぎた小鼻縮小の修正手術の術前術後の変化

術前(写真1)、術後6か月(写真2)の状態を御覧に入れたいと思います。どこが変わったのかお分かりいただけますでしょか?

BEFORE
術前(写真1)
AFTER
術後6ヵ月(写真2)

鼻先(鼻尖)の形状が変わったのがお分かりいただけるでしょうか?

術前・斜め(写真3)術後6ヵ月・斜め(写真4) 術前・下から(写真5)術後6か月・下から(写真6)
術前・斜め(写真3)術後6ヵ月・斜め(写真4)
術前・下から(写真5)術後6か月・下から(写真6)

斜めから見ると、鼻先(鼻尖)の高さ、形状が、全体的に自然な感じになった事がよく分かると思います(写真3, 4)。

下から見上げると、鼻先(鼻尖)の形状と高さの変化が、より分かり易いと思います(写真5, 6)。

術中の様子

問題部位(写真7) 術中(写真8)
問題部位(写真7) 術中(写真8)

修正手術ですが、鼻先をマジックで囲んだ部分(写真7)に問題がありますので、その元になっている内部組織の調整を行います。

手術中の状態をお見せします。

矢印で示し、ピンセットで摘まんだ部分が、鼻中隔延長術により移植された軟骨です。

この部分を中心に形状の調整を行いました(写真8)。

手術後の腫れについて

抜糸時(写真9・10・11)
抜糸時(写真9・10・11)

さて、このような手術後の腫れですが、鼻根部(鼻の目に近い側)まで操作していないため、案外腫れが少ないというのが一般的です。

術後1週間、抜糸時の状態をお見せしますので、ご参考になれば幸いです(写真9, 10, 11)。

⇒鼻の他院修正についてはこちらに手術例をまとめております

※関連動画はこちらです。
出血シーンがございますので、閲覧にはお気を付けください。

術名:鼻尖形成修正術

施術内容:他院にて鼻中隔延長術、鼻尖軟骨移植術を受けたあとの不自然になってしまった鼻を修正する。

副作用(リスク):術後の腫れ・抜糸まで鼻先にテープ固定が必要

手術料金:通常料金¥421,000、モニター料金¥336,960

※モニター料金はホームページ等のメディアに写真や動画を使用させていただく代わりに手術料金がお安くなる制度です。

いつも同じことを書きますが、こういう修正手術の必要がないように、初回の手術カウンセリングの時点で、担当医との『美的感覚』の違いがないのかを確認することは、非常に大事です。

特に、外国の先生とは、『言葉の壁』による思い違いや誤解、『美的感覚の違い』による形状の差異があると思いますので、術前に色々と確認することが、大事だと思います。

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
https://dr-yamamoto.com/cost/retouching/#cost-1-1

ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。
http://dr-yamamoto.com/contact/

また、スタッフブログもぜひご覧下さい。
http://ameblo.jp/yamaclistaff

当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。
https://www.garow.me/users/shinjyuku.yamamotoclinic/5705687229

『美容外科話』著者

  • 山本 豊【山本クリニック院長】

    1992年 東京医科大学卒業。2004年8月 山本クリニック設立。
    美容外科の手術を中心に行っているクリニック。 他院手術トラブル修正手術、海外で受けた修正手術にも対応している。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 元指導医。医療法人社団 豊季会 理事長。資格:医学博士(甲種)、日本外科学会認定医、日本アンチエイジング外科学会 名誉理事、JAASアカデミー最高指導医。

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