上口唇挙上術（外側人中短縮）くちびるをふっくらさせる

鼻と唇の間の距離を縮める手術です。鼻の下(人中）を短くすることにより、引き締まった印象を人に与えます。

「痩せたね」や「若くなったね」といった、嬉しい指摘を受ける効果が期待できます

当院では仕上がりの形がどのようにしたいかを、ご自身でマーキングしていただくところから始まります。ここが他の手術とは異なるところです。 患者様が書いたデザインを元に、院長がデザインを書いていきます。

赤いペンで書いたものが患者様のマーキングで、青いペンは山本院長がデザインしたマーキングです。

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糸がついている状態を確認すると、唇の周囲が麻酔と手術の影響で腫れが生じています。

傷が少しでも綺麗に治るよう丁寧に縫合します。

抜糸後・術後1ヵ月・術後3カ月も見比べてみてください。

抜糸直後は部分的に瘡蓋がある状態です。無理に取ることはしないでください。術後1ヵ月では、傷がまだ目立つと思います。術後3カ月後である程度目立ちにくくなっているのがお分かりいただけると思います。このように徐々に腫れや傷が落ち着いてきます。

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鼻尖形成術（だんご鼻解消術）で鼻尖を少し細く・高くして、上口唇挙上術（外側人中短縮術）で唇のボリュームをアップさせました手術前・後を並べて比較すると、形状の変化は非常にわかりやすいですが、普段の生活では、手術後の変化は人に指摘されることはほとんど0に近いです。

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この手術は、『切って、縫うだけの単純な』手術ですが、それ故に、どう切るかのデザインと、どのように縫うのかは非常に大事な問題です。

ポイントは、全体的なバランスを考えながら、線を引けるかだと思っています。

実寸的に、これがどの程度なのかということも気になる方がいらっしゃると思いますので、定規を当てた状態もお見せします（写真4）。

手術後に『傷が盛り上がったような感じがする』『傷口が突っ張る感じがする』という一時的な問題は、時々起こります。

この切って縫うだけの手術でも、デザイン力、縫合技術が重要だと思います。

特に、縫合では、血流を妨げない程度に、丁寧に縫い合わせることが重要で、皮膚の中で縫い合わせる『真皮縫合』という技術も要求されます。

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• 術後1カ月程度、傷に赤みが生じます
• 左右で腫れ方が異なるため、一時的に左右差が強調されたように見える時期があります
• 体質等によっては、傷が目立って残る可能性があります（注射やレーザー治療で改善します）
• もとの状態に戻すことができません

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「上口唇をボリュームアップさせたい」というご希望で手術を行いました。上唇の傾斜部分にふっくらと厚みが出て、ボリュームアップすることによって、鼻の下の長さが少し短くなったようにも見えます。

開口時のお写真です。口を開けたときも不自然さはありません。

傷の経過をご覧ください。山型の唇が気になるというお悩みや鼻の下が長いとお悩みの場合には、外側人中短縮術を行うことでお悩みが解消できる可能性があります。

ただし、傷が出来る手術ですので一時的に傷が目立つ可能性や経過によっては、レーザーやステロイド注射を行う可能性があります。この点はよくお考えいただきたいと思います。

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